神奈川県相模原市にはSL(蒸気機関車)のある公園があります。
「電車好きな子供に、本物のSLを見せてあげたい!」
と思っている方や、アニメ『きかんしゃトーマス』が大好きなお子さんにはとてもオススメの公園です。
この記事では、1歳の頃から電車が大好き!な息子と私の親子がよく見に行く、珍しい大型SLがある鹿沼公園についてご紹介させていただきます。
お子さんとのSLウォッチングに、ぜひご参考にしてみてください。
珍しい大型SLがある鹿沼公園に行こう!

鹿沼公園にあるSLとは?
相模原市にある鹿沼公園には、SLのD52型が保存・展示されています。
SLには“型”の種類があります。
全国の公園に保存・展示されているSLは、『きかんしゃトーマス』に登場するヒロと同じD51型(通称デゴイチ)やC11型が多いようです。
鹿沼公園で保存・展示されているD52型は全国で7台しかない珍しいSLのようで、そのうちの1台となります。

SLが保存・展示されている場所には、この鹿沼公園のD52型について詳しく紹介がされています。
D52型は車体が大きく造られていることが特徴のひとつです。

目の前で見ると迫力満点!
SLのボディパーツは細部まで見ることができますよ


“新たな発見!”を得るいい機会に!
我が家の息子は本物のSLを見て“車輪が電車とは違う”ということに気づきました。
電車が好きなお子さんは、車輪をはじめ出発音や窓の形など、大人が感心するほど本当によく観察していますよね。
本物のSLを見ることで、お子さんにとってSLがより身近な存在になるかもしませんね。

SL正面の顔に季節感を演出している時もあります。
タイミングが合えば、クリスマスリースやお正月飾りをつけたSLを見ることができますよ。
SLが見学できる時間はいつ?
鹿沼公園のSLが見学できる時間です。
- 午前9時00分~午後0時30分
- 午後1時30分~午後4時30分
SLが見学できる出入口は、現役で走っていた時代を想像させるような駅舎の外観で、駅名も「鹿沼公園駅」とあります。

SL運転室の公開日に体験しよう!

普段はSLの運転室を見ることができないのですが、月に1度だけ運転室が公開されています。
この公開日では、子供が興味津々になる乗車体験イベントが行われています。

まず運転室に入る前に、自動改札機のない時代に使われていたハサミを使って、鹿沼公園オリジナルの切符(入場券)を切ってくれます。

このハサミはさまざまな切り込みの形があり、子供が“どのハサミを使うのか”選ぶことができます。
もちろん、この訪れた日にちが押印された切符を記念にもらうことができます。
その後は運転士さんが被る帽子を借りて親子で写真撮影をしたり、
運転室の中に入って実際にハンドルを握ったり、汽笛を聞くこともできます。
現在では貴重な切符バサミ体験ができる!
我が家の息子は、昔に使われていた切符バサミに釘づけでした!
切り込みの形が様々なので、大人の私が見てても面白いものでした。
SuicaやPASMOなど交通系ICカードが主流になっている現在では、子供にとっては切符自体を見るのも新鮮なようです。
SL運転室の公開日時はいつ?

SLの運転室が公開される日時は下記の通りです。
【毎月の第4日曜日】※雨天中止
- 午前10時30分~午後0時00分
- 午後1時30分~午後3時30分
※2022年3月9日現在、コロナウィルス感染予防のため、運転室の公開と乗車体験イベントは中止されています。
最新の公開日情報は相模原D52保存会公式サイトをご確認くださいね。
SL運転室の公開および乗車体験のイベントは、相模原D52保存会のみなさんによって開催されています。
鹿沼公園の場所はどこ?行き方について
鹿沼公園への行き方は、まずJR横浜線・淵野辺駅の南口を出ます。
目の前に広がるロータリーを通過し、
「淵野辺駅南口」信号機のある大きな交差点をファミリーマート方面に渡ります。
ファミリーマートとツルハドラッグの間にある「わし座通り」を真っすぐ進むと、到着します。
JR淵野辺駅から鹿沼公園までの距離は徒歩5分、幼いお子さんと一緒でも徒歩10分で到着します。
最後に

相模原市にある鹿沼公園では、全国に7台しかない珍しい大型のSLを目の前で見たり、触ったりすることができます。
毎月1回だけ運転室の乗車体験ができる貴重なイベントもあるので、ぜひ行ってみてくださいね!

『児童交通公園』もあります。
鹿沼公園ではSLが見られるだけではなく、お子さんが遊びながら交通ルールが学べる詳しくは下記の記事でご紹介しているので、あわせてお読みください。